2020年5月
悩みは同じパターンで繰り返す
2020年05月25日
悩みは、自分のパターン
あなたが悩むとき、感情が動いています。
悩めば悩むほど、時間をとられ、そのあいだ、やるべきことに手をつけられない。ときには延々と悩み続けます。
それが、本当は悩む必要がないことだとしたら?
やるべきことから逃げることが目的だとしたら?
例えば
新しい仕事から
職場の人間関係から
でも、あなたは、この悩み(問題)があるから私は先へいけないと、呪文のように繰り返し、
言い訳し続けるのです。
あなたがじっとして悩み続けるとしたら、
それは子どものときに、やるべきことから逃げる為に身に付けた感情のパターンに過ぎないのです。
本当は悩みでも何でもなく、最初は「やりたくな~い」という怠慢からくる現実逃避の手段、
やるべきことから逃げる言い訳に過ぎなかったのですが、
思考が貯まると、
「逃げる必要がある現実」が本当に現実化するのです。
そのとき、それまでは動きたくても動けなかったのに、
慌てて逃げる行動を起こすのです。
それは、お尻に火をつけないと自分を動かせないという
行動パターン。
現実逃避「やりたくな~い」から、この慌てて行動せざるを得ない現実がつくりだされるとは知らないので、
「なんでこんなことが起きたんだ⁉大変だ!何とかしなければ!」と慌てふためくことになるのです。
でも、未だに本当にやるべきことからは逃げたままなので、このパターンが人生に何度も繰り返されてしまいます。
それは、自分で掘った穴に落ちて、慌ててなんとか這い上がろうとするようなものなのです。
だから、苦労して穴から這い上がっても、
地上に戻っただけで、なにひとつ現実に積みあがってはいません。
その穴は、病気だったり、事故だったり、家族の問題だったり、
自分の未来に積み上げる行動とは全く無関係ですが
自分にとっては深刻な問題だと
抱きしめるようにして、問題を離さないのです。
では、やるべきこととは何なのでしょうか?
それは、自分の未来の目的に向かって、なにかの能力を積み上げることなのです。
その未来の目的は、子どもの自分にはまだ見えていないとしても、
子どものとき、親から「~しなさい」と言われた言葉にあたります。その言葉に反発し、やらずに済まそうとしたやり方が、人生の中で繰り返されているのです。
例えば、親に「私のやることじゃないも~ん」と反発したなら、
現在、誰かから言われた言葉に
「そんなの私の仕事じゃない!」と感じているはずなのです。。
例えば、親に「だって手伝ってくれないから無理なんだもん」と
反発してやらなかったのなら、
現在、誰かに「なんで優しく教えてくれないの⁉ 教えてくれなきゃわかるわけないじゃない!」と感じているはずです。
こういう状態のとき、あなたの中のインナーチャイルド(子どもの自分)は、親に反発した頃から成長が止まったままの状態。
そして、生涯同じ言い訳とやり方を繰り返し、
立ち止まり続けては
自分の掘った穴に落ち
一歩もその先の未来へと足を踏む出すことができないのです。
誘導瞑想は、大人の自分が、
反発して動かなくなった子どもの自分を、イメージを使って成長を促し、一歩先の未来へ向かわせることなのです。
成長を選ばないということは、じっとして動こうとしないこと。
脳の中でのエッセンスは「死」とイコール。
常に死をイメージして生きることになってしまいます。
成長する未来を見つめて生きるとき
あなたは人生の目的を見つけて
脳の中で死をイメージしなくなります。
脳にフラクタル心理学をインストールして
一歩先の未来へ人生をアップロードしませんか?
欲しいものは外側から来ると思う未熟な感情脳
2020年05月18日
充実感、達成感を得たいなら、未来の自分の為に今の自分が行動すればいいのですが、今の自分が、未来ではなく、過去の怠慢な自分(感情)の言い分をきいていたら、達成感も、充実感も得られないのです。偽物のなにかで得ようとすると、麻薬のように中毒症状を起こして、やめられなくなり、ますます自堕落になっていきます。
感情脳は赤ちゃんのときから6歳くらいまでに主に使っていた脳なので、誰かがやってくれるのをひたすら待っている、未熟な脳なのです。
感情は、常に待ちの態勢なので
誰かに
褒めてもらうのを
認めてもらうのを
教えてもらうのを
ご機嫌をとってもらうのを
やる気にしてもらうのを
慰めてもらうのを
与えてもらうのを
それが当然のように待ち続けるのですが
どうしてもやらざるを得ないときは、「なんで私がやらなきゃいけないんだ!」と嫌々やる感情にエネルギーを取られてしまうので、疲れるばかりで、長続きせず、豊かになれません。
思うように得られないことに常に腹を立て
その度に自分は不当な扱いを受けていると感じるので、人間関係が上手くいきません
本人は、自分は間違っていない、と思っていますが、
そもそも社会は、自立した大人であることが大前提なのです。
努力し、我慢しながら、身に付けた能力を提供してお金を得て
決められたルールに従うのが当然なのですが、
努力や我慢が苦手で、まったく通用しない自分ルールを社会のルールのように思っていれば、上手くいく訳がありません。頭では理解していても出来ないのは、感情レベルでは理解していないから。
いつまでも待ちの態勢で、自分から動こうとしない感情脳を成長させなければ、充実した人生や、達成感の得られる人生をあじわうことなど出来ません。自分のことを、してもらうのが当然で、してもらえない自分は可哀想だと感情レベルで感じていれば、常に自分の非を認めず、外側を悪者にします。
脳がこの状態では、自分に厳しく出来ないので、未来の自分の為に行動することなど出来ません。
子どものとき、我慢することや、努力することがとても嫌なものに感じられると、そんな自分を正当化する為にあらゆる屁理屈や嘘で親を誤魔化して、自分ルールをつくって、やるべきことから逃げようとします。それが脳の回路として定着してしまうと、大人になっても変えることが出来ないのです。いくら理性脳で足掻いても、自動操縦で動く感情の回路には太刀打ちできません。
この回路は6歳までにつくった回路なので、6歳以下に戻って変える必要があるのです。
その為の方法が誘導瞑想なのです。
今、フラクタル心理学を創られた一色先生のブログに、様々な誘導瞑想がユーチューブ動画でアップされています。
先ずはこれを見て、自分に当てはまると思う誘導瞑想を聞き続けて、感情脳の修正をしてくださいね。
自分が正しい!は感情の言葉
2020年05月13日
成長に向かいたかったら、後ろ向きのエネルギーを手放さなくては前に進めません。
でも、表層意識には、どれが前向きで、どれが後ろ向きのエネルギーなのかの、区別がつきません。
それは、前回も書いたように、
表層意識(理性脳)は、感情の流れの上に乗って後から成長を始めたために(6歳以降)
感情脳がすでに決めている善悪にそって、
後付けで理屈をつけていき(その善悪の判断基準は、こどもの自分にとって気持ちがいいか、悪いかです)
そのまま大人になっても当り前に、その基準を正しい方向だと信じ続けているからです。
子どもは、本来依存的で、自立の回路を持っていない為に、成長に向かうことが良いものだとは、そもそも感じません。なので、成長する方向へ行こうとすると感情の抵抗にあうことになりますが、その抵抗の方向が正しいと頭が理解していると、「でも」「だって」「納得できない」を連発して、いつまでたっても成長する方向へ向かうことが出来ません。
本人は、自分が正しい!と信じ込んでいますが、そもそも、成長する方向へ感情の抵抗なく向かう人は、自分はまだ成長の途中だとは思っていても、自分が正しい!とは思いません。「自分が正しい」と思うこと自体が、子どもの脳(感情)なのだということにも、
気がつかないのです。
この厄介な感情の抵抗を小さくし、回路を変える方法がフラクタル心理学にはありますが、これまでは、ほとんどの人がその方法を使ったことがありませんでした。全く新しい脳の使い方なので、効果があるのでやってくださいと言われても、「でも」「だって」「納得出来ない」「自分が正しい」という回路があるので、
無意識に抵抗して行動に移すことが出来なかったり、
やった気になって、すぐにやめてしまうのです。
感情脳の抵抗が大きいと、大人の脳を使うことが出来ません。それはまだ、自分の本来持っている能力を最大限に使ったことがないということ。自分が生まれてきた目的を知り、その目的に近づく為に最大限に能力を発揮しないまま、人生が終わってしまうなんて、勿体ないと思いませんか?
フラクタル心理学の創始者、一色先生の最近のブログには、この感情脳の修正のやり方と、修正文の動画がアップされています。感情脳を変えるには、表層意識でいくら理解した気になっていてもだめなのです。
つまり、これまで通りのやり方ではダメだということなのです。
今までやったことがないやり方
子どもの自分をイメージしながら修正文を唱え、そのまま夢の中に持ち込むことが、一番効果が高いと書かれています。なので
夜寝る前に何かに吹き込んで、聞きながら眠ってくださいね。
そう聞いても、「でも」「だって」「納得できない」「自分が正しい」という感情脳の抵抗にあうはずです。是非とも、そちらの声の方向を向かず、未来の方向を選んで行動し、効果がでるまで続けてみてくださいね。