欲しいものは外側から来ると思う未熟な感情脳
2020年05月18日
充実感、達成感を得たいなら、未来の自分の為に今の自分が行動すればいいのですが、今の自分が、未来ではなく、過去の怠慢な自分(感情)の言い分をきいていたら、達成感も、充実感も得られないのです。偽物のなにかで得ようとすると、麻薬のように中毒症状を起こして、やめられなくなり、ますます自堕落になっていきます。
感情脳は赤ちゃんのときから6歳くらいまでに主に使っていた脳なので、誰かがやってくれるのをひたすら待っている、未熟な脳なのです。
感情は、常に待ちの態勢なので
誰かに
褒めてもらうのを
認めてもらうのを
教えてもらうのを
ご機嫌をとってもらうのを
やる気にしてもらうのを
慰めてもらうのを
与えてもらうのを
それが当然のように待ち続けるのですが
どうしてもやらざるを得ないときは、「なんで私がやらなきゃいけないんだ!」と嫌々やる感情にエネルギーを取られてしまうので、疲れるばかりで、長続きせず、豊かになれません。
思うように得られないことに常に腹を立て
その度に自分は不当な扱いを受けていると感じるので、人間関係が上手くいきません
本人は、自分は間違っていない、と思っていますが、
そもそも社会は、自立した大人であることが大前提なのです。
努力し、我慢しながら、身に付けた能力を提供してお金を得て
決められたルールに従うのが当然なのですが、
努力や我慢が苦手で、まったく通用しない自分ルールを社会のルールのように思っていれば、上手くいく訳がありません。頭では理解していても出来ないのは、感情レベルでは理解していないから。
いつまでも待ちの態勢で、自分から動こうとしない感情脳を成長させなければ、充実した人生や、達成感の得られる人生をあじわうことなど出来ません。自分のことを、してもらうのが当然で、してもらえない自分は可哀想だと感情レベルで感じていれば、常に自分の非を認めず、外側を悪者にします。
脳がこの状態では、自分に厳しく出来ないので、未来の自分の為に行動することなど出来ません。
子どものとき、我慢することや、努力することがとても嫌なものに感じられると、そんな自分を正当化する為にあらゆる屁理屈や嘘で親を誤魔化して、自分ルールをつくって、やるべきことから逃げようとします。それが脳の回路として定着してしまうと、大人になっても変えることが出来ないのです。いくら理性脳で足掻いても、自動操縦で動く感情の回路には太刀打ちできません。
この回路は6歳までにつくった回路なので、6歳以下に戻って変える必要があるのです。
その為の方法が誘導瞑想なのです。
今、フラクタル心理学を創られた一色先生のブログに、様々な誘導瞑想がユーチューブ動画でアップされています。
先ずはこれを見て、自分に当てはまると思う誘導瞑想を聞き続けて、感情脳の修正をしてくださいね。
「自分が正しい!は感情の言葉」
「悩みは同じパターンで繰り返す」