自分が正しい!は感情の言葉
2020年05月13日
成長に向かいたかったら、後ろ向きのエネルギーを手放さなくては前に進めません。
でも、表層意識には、どれが前向きで、どれが後ろ向きのエネルギーなのかの、区別がつきません。
それは、前回も書いたように、
表層意識(理性脳)は、感情の流れの上に乗って後から成長を始めたために(6歳以降)
感情脳がすでに決めている善悪にそって、
後付けで理屈をつけていき(その善悪の判断基準は、こどもの自分にとって気持ちがいいか、悪いかです)
そのまま大人になっても当り前に、その基準を正しい方向だと信じ続けているからです。
子どもは、本来依存的で、自立の回路を持っていない為に、成長に向かうことが良いものだとは、そもそも感じません。なので、成長する方向へ行こうとすると感情の抵抗にあうことになりますが、その抵抗の方向が正しいと頭が理解していると、「でも」「だって」「納得できない」を連発して、いつまでたっても成長する方向へ向かうことが出来ません。
本人は、自分が正しい!と信じ込んでいますが、そもそも、成長する方向へ感情の抵抗なく向かう人は、自分はまだ成長の途中だとは思っていても、自分が正しい!とは思いません。「自分が正しい」と思うこと自体が、子どもの脳(感情)なのだということにも、
気がつかないのです。
この厄介な感情の抵抗を小さくし、回路を変える方法がフラクタル心理学にはありますが、これまでは、ほとんどの人がその方法を使ったことがありませんでした。全く新しい脳の使い方なので、効果があるのでやってくださいと言われても、「でも」「だって」「納得出来ない」「自分が正しい」という回路があるので、
無意識に抵抗して行動に移すことが出来なかったり、
やった気になって、すぐにやめてしまうのです。
感情脳の抵抗が大きいと、大人の脳を使うことが出来ません。それはまだ、自分の本来持っている能力を最大限に使ったことがないということ。自分が生まれてきた目的を知り、その目的に近づく為に最大限に能力を発揮しないまま、人生が終わってしまうなんて、勿体ないと思いませんか?
フラクタル心理学の創始者、一色先生の最近のブログには、この感情脳の修正のやり方と、修正文の動画がアップされています。感情脳を変えるには、表層意識でいくら理解した気になっていてもだめなのです。
つまり、これまで通りのやり方ではダメだということなのです。
今までやったことがないやり方
子どもの自分をイメージしながら修正文を唱え、そのまま夢の中に持ち込むことが、一番効果が高いと書かれています。なので
夜寝る前に何かに吹き込んで、聞きながら眠ってくださいね。
そう聞いても、「でも」「だって」「納得できない」「自分が正しい」という感情脳の抵抗にあうはずです。是非とも、そちらの声の方向を向かず、未来の方向を選んで行動し、効果がでるまで続けてみてくださいね。
「未来サポートメッセージ録」
「欲しいものは外側から来ると思う未熟な感情脳」