ボス猿チャイルド

カテゴリー/ ブログ |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2025年07月08日

小さい頃、親からとても可愛がられた赤ちゃんチャイルドは

まだ何も知らないのに「自分は親よりも偉い」と思い込んでしまうことがあります


そのために、親や年の多い兄弟のことを無意識に評価したり

「ここがダメ」「あれが足りない」と見下すような考え方が脳の土台に出来上がります

でも、本当は赤ちゃんが親より優れていることなんて、一つもありませんし

赤ちゃんのときは

一つでも年が上の兄弟に勝てる能力はまだありません


視野が狭く、まだ学んでいない未熟なチャイルドの脳が

「自分の方が上だ」と勘違いしているだけなのです

 

脳のOSは

そのまま大人になっても使うので

自分がそう考えていることすら無意識なのです

たとえば、新しい職場で経験豊富な人に対しても

「あの人はここができていない」「まあまあだな」「自分の方がマシかも」と

無意識に上から目線で評価するのです

そう思っているのはチャイルドの自分なので 

自分の中にある「未熟さ」に気づくことができません


フラクタル心理学では、外側に見えているのは自分の深層意識です

思考の現実化には

見たくない自分の心を相手に映して見る「投影」というしくみがあるのです

「もっと実力をつけろ!」と相手に言いたくなるときは

本当は、自分に対してそう言いたい気持ちがあるのですが

チャイルド脳が働いているときは

「あの人が悪い、相手が未熟」としか思えず

「相手は自分の投影である」という一元の考え方は理解できないのです

 

そして、「勝ち負け」や「善悪」にとらわれ

いつも不安がつきまといます


それは、深層意識の中に

本当は自分の方が負けている、相手が正しい、とわかっている自分もいるからなのです

 

このままだと、年齢を重ねるごとに「負ける側」「滅びる側」になってしまうような不安が次第に大きくなります

だからこそ、チャイルド修正はとても大事です

特に赤ちゃんチャイルド(ボス猿)の「思い上がり」があると

自分の立ち位置が見えず

「あぁ、自分はまだまだだったな」「もっと学ばないといけないな」と素直に認めることができませんから

社会で価値ある能力が手に入りません


修正してチャイルドが「負けを認めること」ができれば

常に勝ち負けの相手がいる世界から

相手にとらわれない一元の世界で

安心安全に社会に挑戦し、成長していく生き方が始まります

 

フラクタル心理学には

未熟なままの脳のOS(感情脳)をアップデートする

理論と修正法があります

 

深層意識には、自分では気づかない、暴れ猿のような未熟な自分(インナーチャイルド)がいます。

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