「恩を仇で返す」チャイルド

カテゴリー/ ブログ |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2025年10月15日

あなたは誰かに恩を仇で返していませんか?

「そんなやくざのようなことはしていない」と思うかもしれませんが

実はこの「恩を仇で返す」パターンは、多くの人が親に対して行っているのです

それをやっているのは、感情脳(子どもの脳)の自分です

つまり、ほとんど無意識のうちにやっているということです

親は、時間もお金もエネルギーもかけて、子どものあなたを育ててくれました

それなのに

「親が勝手に産んだんだから、そんなことは当然」と思い

感謝よりも文句ばかり言っていませんでしたか?

これは、無意識のうちに「恩を仇で返している」状態なのです

大人になると

「恩を仇で返すような人間なんて最低だ」

「そんな人は存在してはいけない」

と考えるようになります

けれど
そう考える理性的な自分(大人の脳)とチャイルド脳は別人格なので

自分の潜在意識の中にいる「恩を仇で返すチャイルド」に向かって適応されます


つまり、自分自身に「存在してはいけない」と言っているのと同じことになり

結果として、運が悪くなるというような出来事が人生に現実化するのです

 

「親は自分を勝手に生んだのだから、育てるのは当たり前」

このように考えるチャイルド

どなたの深層意識にもある程度存在しているものです

このチャイルドは

感謝をすると親の言うことを聞いて動かなくてはいけなくなり

それを「親より下になる」と感じて、悔しく思うのです

だから

感謝をする代わりに

「こんなことをされた」「あの人はひどい」と非難する側に立ったり

自分の欠点を親に投影しては「親は未熟だった」と見下すことで

親より上に立とうとします

そのために


「自分は悪くない」「親が〇〇だから悪い」と言い訳をしては


依存的で我儘な自分を正当化するのです

 

こうして親を責めたり

見下してきた人は

今度は自分が恩を仇で返される側になります


取引先、部下、家族などから裏切られたり、理不尽な扱いを受けたりして

「運が悪い」と感じる出来事をつくり出してしまうのです

このチャイルドを大人の思考にアップデートできれば

人間関係も、仕事も、運も、スムーズに流れ始めます

わがままをやめて、社会のルールに従って行動できるようになり

コツコツと地道に努力ができるようになります

与えられたものを感謝で受け取り

自分も与える側の人になろうとするのです

そこからが本当の意味で大人としての生き方を始められるのです

 

フラクタル心理学には

未熟なままの脳のOS(感情脳)をアップデートする

理論と修正法があります

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