勝ちパターンを手放す
2020年07月20日
誰もが子どものときからあたりまえにやり続けてきたやり方をもっています。
そのやり方は感情脳がつくったやり方なので、自動操縦になっています。
つまり、おとなになっても無意識にやっているということ。
こどものときからこのやり方で、メリットを得ていました。
長子なら、長子らしく命令して下の兄弟を動かすとか。
中間子なら、親の目の届かないことろで、自分の自由に、やりたいようにやるとか
末子なら、誰かに手伝ってもらえるとか。
そのメリットがあったので、大人になってもこのやり方をやり続けてしまいます。つまり、自分のとっては欲しい結果が得られる勝ちパターンのやり方なのです。
ことろが、同じやり方をやり続けていると必ず上手くいかなくなってきて、自分を非難する誰かが現れてくるのです。
自分ではこれまで上手くいっていたので、「おかしいな?」と思ってもやめることが出来ず、自分を非難する相手を敵に回して勝とうとしますが、
それをすると必ず、自分の社会的立場が悪い方向に向かいます。
つまり、自分の方が社会的に弱い立場になっていくのです。
これは何故かというと、
このとき戦っているのは感情脳(子ども脳)なので、
弱者の立場を利用して勝とうとするからです。
つまり、勝っても弱者としての立場が大きくなるだけなのです。
上手くいかないことが現実化したときは
自分にとっての「当り前」を見直すとき
どんなことでもやり過ぎるとエネルギーのバランスが崩れ、
過ってはメリットが得られていたやり方でデメリットばかりを得ることになっていきます。
そういうときは勝とうとするのではなく、負けて勝つときなのです。
相手の言葉を聞いて、自分を反省し、相手の言うやり方を受入れる。
自分がこれまであたりまえに手に入れていたメリットを手放して、
次のメリットを得ていくのです。
すると、
いつのまにか次元を乗り換えたかのように、
過去のやり方を思う存分能力として活かしながら、
新しい目標に向かっていく自分に気がつくのです。
「脳の中は一元」
「「でも」といいたくなる半人前の自分」