棚からぼた餅思考の怠慢サル
2020年08月03日
棚からぼた餅思考は感情脳の特徴なのですが、この脳は
自分の都合のよいことが自分に都合よく起こるに違いない
といつも期待します。
それを得る為の努力や、辛抱はするつもりがないけれど、自分にはそれを都合よく得る資格があると思いこんでいるということです。
つまり、わがまま(怠慢で傲慢)なのだということなのです。
そう言う人に限って、この世の中は狡い人や、嫌な人ばかりで、騙し合いや争い合いばかりしているといいます。それは自分の頭の中がそうだからそう見えているのですが、他人の脳の中に入れないので、そうでない人の脳には全く違う景色が見えているとは露ほども考えられません。つまり、「我儘で独善的な自分を外側に見て自分がウンザリしているだけなのです。そんな人が、「もうすぐアセンションして素晴らしい世の中に突然変わるらしい!」というとしたら、まさに、棚からぼた餅思考の怠慢サルの思考なのです。つまり、本当は自分の頭の中の我儘な感情の自分との葛藤を終わらせたいという願望なのですが、自分で感情脳=怠慢サルを躾することもしないで、頭の中の葛藤を終わらせることはできません。つまり、これからも外側に争いだらけの社会を見続けることになります。
フラクタル心理学は、怠慢サルを自分でしつけする方法が学べますが、それには成果を出すまでコツコツと自分で回路を作り上げなくてはなりません。この回路が出来ていないと大人の脳は育たないのです。棚からぼた餅思考の人は、自分で積み上げる努力はしないで、成果だけを欲しがります。そして、成果を得られないじゃないか!と外側のせいにして責めることしかしないのです。それはコツコツと繰り返すという回路を脳につくってきていないからなのです。
そんな人から見ると、世の中の厳しい人が悪者に見えています。じつはその人にとって一番必要なのは自分への厳しさなのです。怠慢で傲慢なままの自分を叱りつけないで、周りの成長を促す厳しい人を悪者にして戦う怠慢サルを一網打尽に切り捨てる厳しさを、自分の中に持つ必要があるのです。
その厳しさを持てたとき、もう争いだらけの社会を外側に見てウンザリすることもなく、自分が争いの中に巻き込まれる心配もなく、アセンションした世界がどういうものかを体験している自分に気がつくのです。
「「でも」といいたくなる半人前の自分」
「融通がきかない!これくらい察しろよ!と思う回路」