「自分らしさ」は感情脳がつくったフェイク
2020年09月14日
普段当たり前に感じている「自分らしさ」って実は感情脳が決めているって知っていますか?
この自分らしさを守る為に感情は常に動きます。
誰かが、あなたは間違っていると言えば、怒りの感情が湧いてきて相手を非難したくなるでしょう。
「もっとこうしたら?」と言われただけで自分を否定されたように感じ、相手を敬遠したくなるかもしれません。これ以上やったら自分らしくないと感じると無理も努力もしようとしません。6歳までにつくられた感情脳が決めた自分らしさは、6歳児の頃の認識のままにこれが私らしさだと主張するので、自分を周囲の求めに応じて成長させることも、変化させようとも思いません。そして、周囲こそ自分にあわせるべきだと求めるので外側にばかり目を向け、要求し、非難します。そうやって常に自分らしさを盾にして、今の自分を正当化し、反省する回路をもっていないのが感情脳なのです。
自分が正しい!と言い張りたいとき、あなたは感情脳を使っています。そう感じている限り、自分を成長、進化させていくことはできません。
感情脳の主張する自分らしさを捨てれば格段に出来ることが増えて、これまで決して手に入れられなかった憧れの生き方を生きている次元にアップします。
「感情脳が求める幸福の末路」
「「モンキートレーナー」を書いている頃と今の自分は別次元」