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不安はチャイルドの現実化エネルギー
2024年11月26日
感情を大事にしていると
嬉しい気持ち同様
不安な気持ちも野放しにしてしまいます
不安エネルギーは
インナーチャイルドの現実化のエネルギーなので
必ず内側には怒りがあります
表層意識の自分は不安に思っていることを現実化したくないと思っていますが
深層意識のインナーチャイルドは
まさにその不安を現実化したいのです
なぜ インナーチャイルドは不安な出来事を現実化したいのでしょうか
子どもの脳(感情脳)は被害者になることで親に勝った気になるのです
「 ほら、やっぱりお前のせいで私はこんなに不幸になったじゃないか!
やっぱりお前(親)が間違っている(自分の方が正しい!)」と言いたいのです
これが
視野が狭く
いつも受け身の
立場が弱い子どもの脳が思い描く
勝ちパターンなのです
実際は
被害者になって
社会の負け組になっていくので
表層意識の理性的な自分は困っているのですが
感情的(チャイルド的)には勝った気でいるのです
感情の動きで自分の幸せを図ろうとする限り
ジェットコースターのように
感情に振り回されることにエネルギーの大半を使い果たし
貰いの少ない人生になっていきます
表層意識の自分が主導権を取って
しっかりと不安と向き合い
被害者になって勝った気になるパターンを解除しないと
気が付いたら
誰よりも負けて
社会の隅に追いやられた自分に気が付き
こんなはずじゃなかった...
と思うことになりかねません
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感情(チャイルド)修正の効果
2024年10月14日
今回も、最近カウンセリングに来られた方の感想やその後の経過について、本人の了承を得た範囲で、フラクタル心理学の感情(チャイルド)修正で得られる効果について紹介します。
Hさんは、家庭を持ちパートで働く50代の女性です。4,5年前にフラクタル心理学の入門講座を受講し、当時のカウンセリングで問題を解決されました。今回新たな問題が発生したため、以前読んだ『モンキートレーナーたまこ』の著者である私の3回継続カウンセリングを申し込まれました。
相談内容は、離婚後に仕事を辞めて実家に居候している弟から「兄が体調を崩し仕事を辞め、家族を引き連れてしばらく実家に居候するつもりで帰ってくる」との知らせを受けたことでした。フラクタル心理学では、人の問題であっても感情が揺れる場合は自分が創り出した問題なので、自分で変えることができるといいます。Hさんはそれを思い出し、相談に来られたのです。
問題が起きたと感じるときは、自分のインナーチャイルド(未熟な感情脳)と大人の脳の自分とが葛藤しているときですから、相手に言いたいことは実は自分のインナーチャイルドに言いたいことなのです。この問題が起きたとき、二人の兄弟にHさんが強く言いたかったのは
「親の金をあてにするな!自分で働け!」
でした。つまりHさんの中には、今よりも社会で活躍したい自分がいて、それと同じことを自分のインナーチャイルドに言いたいのです。
その後2回目のカウンセリングに、Hさんは状況を変えて来られました。「兄は体調を持ち治して職場から請われて仕事を続けることになり、弟も仕事を見つけて実家を出ました。私も仕事を変えました」。
3回目には、
「なんだか自分ではないような感覚で驚いています。チャイルドが騒がないと、こんなに仕事に集中出来るのですね!こんな感覚は恥ずかしながら今回が初めてかもしれません。まるで別人になった気分です」
とのことでした。
フラクタル心理学では、人は成長するために生きており、それは社会で活躍する方向だといいます。大人の脳の自分がそっちへ行こうとすると子どものままでいようとする感情脳が、社会で活躍できない言い訳となる問題を創り出しては、その先に行こうとしないのです。
感情修正をすると多くの方が人生を乗り換えたような気がするのは、感情脳のパターンが解除されたことで、初めて感情の抵抗なくその先へ行くことができたからなのです。そのとき、それまで抵抗する感情にどれだけ余分なエネルギーを使っていたかを実感するのです。
感情脳のパターンはいくつもあり、成長する方向へ向かおうとする限り次々と修正が必要となりますが、一つ修正するごとにこの感覚を実感し、次第に感情から理性へとエネルギー転換していくのです。
深層には表層の自分とは真逆のことを考えている自分(インナーチャイルド)がいます
メルマガ「深層意識のメッセージの読み取り方」
愛は美しいって本当?
2024年09月24日
愛の定義が
人から与えられる愛
人に捧げる愛になっていると
あなたの人生は波乱万丈になり
一生涯
人との愛の奪い合いや
「愛がない!」と怒り続けることになるでしょう
若いうちはまだ馬力があるので
波乱万丈も楽しめますが
そのうち傷つけあうことに疲れ果て
愛を求めることを諦めてしまうでしょう
この感情的な
人に求める愛は
感情脳(=子ども脳)が親に求める愛と
エッセンスは同じで
支配=エゴなのです
ですから
愛の名の元に
美化された言葉を駆使し
相手を支配しよう
都合よく利用しよう
とします
フラクタル心理学を学んで感情修正を重ねると
人に求める感情脳の愛の定義は
人に求める必要がない
自己完結の愛に書き変わります
人に求めている限り
あわよくば人に依存しようとする
チャイルドがいることに変わりがないので
不満や怒りは消えず
最初は
その愛憎を
自分だけの空想の世界で楽しめても
時間を経るごとに
その本来の狡さが
相手にも周囲の人(深層意識)にも透けて見えてきますから
何もかもが自分の思い通りにいかなくなるのです
深層には表層の自分とは真逆のことを考えている自分(インナーチャイルド)がいます
メルマガ「深層意識のメッセージの読み取り方」
気分で動くと運が悪くなる
2024年09月11日
感情を自分らしさだと大切にしていると
気分の良し悪しが自分を大切にすることだと勘違いしてしまいます
すると
大人になっても
気が向くことしかやる気になれず
気分が悪い
気分が落ち込んだ
その気になれない
と言ってはやるべきことから逃げ
それが社会で通用する言い訳になると勘違いしてしまいます
感情脳は6歳まで使っていた子どもの脳
今の自分とは別人格で
視野の狭い未発達の脳です
社会に出ると
気分の良し悪しは言い訳になりませんが
感情を大切にしていると
その当り前のことが理解できず
社会が自分を大切にしてくれない
生きにくい場所に感じられます
理性(大人の脳)で感情(子ども脳)を制御出来るようになると
ストレスはあって当たり前
コツコツと時間をかけて変化するのは当たり前
努力と忍耐は当たり前
挑戦を続ける限り失敗はあたり前
そもそもそれを失敗とは認識しません
だからこそ
社会で活躍する能力が持て
結果が出せるのだと理解出来ますが
感情脳は6歳までに主に使っていた
人生の土台にある子どもの脳なので
大人になっても当り前に使い続けています
この感情エネルギーが大きすぎると
理性を今に留めておくことができず
いつのまにか感情(気分)の流れに乗っています
すると
新しいことに勇気を出して挑戦できないとか
人の言うことを聞けず自分流に固執したり
同じことを繰り返し努力することが苦手だったり
結果に責任を持てず 失敗を人のせいにしたり
他にも
すぐに疲れて休もうとするとか
プライドだけはやたらに高くすぐに腹を立てるとか
すぐにあきて続かない
ちょっとストレスがかかると不当な扱いをうけた!と怒りだす
人の失敗を見るとバカにする
自分の方が偉いと感じて見下す
やるべきことよりも楽しいことを優先し
一番ラクなことしかやろうとしないなど
様々な問題を創り出しますが
感情(気分)で動いていると
自分がその状態であることに気がつけません
その為
人ばかり責めて能力がつかず
社会で結果を出せないことを人のせいにして
悔し紛れの言い訳をしては
嫉妬やひがみ 恨みばかりが大きくなり
自分を愛せず
運が悪くなります
フラクタル心理学の
思考修正やカウンセリングを繰り返すことで
感情エネルギーを小さくし
論理的思考(大人の脳の思考)ができるようになっていきます
深層意識にはあなた(表層)とは真逆のことを考えている自分(感情脳=インナーチャイルド)がいます
メルマガ「深層意識からのメッセージの読み取り方」現在3日に1回配信中
フラクタル心理学のカウンセリング事例
2024年08月26日
今回は、つい最近カウンセリングを受けられたSさんの事例をもとに、ご本人に了承頂いた範囲内で、フラクタル心理学について説明したいと思います。
Sさんは50代後半の女性です。結婚当初から嫁ぎ先の姑が病気で寝たきりとなり、数年前に亡くなられるまでの数十年間、姑を介護する生活を続けてこられました。数年前、残された高齢の舅が「子どものような文句を言うようになり困っている」とたまたま来ていた小姑に何げなく話したら、突然、恐怖を感じるくらい怒りをぶつけられたといいます。そのときは唖然として言い返すこともできなかったのですが、思い返す度に悔しくて気持ちの整理がつかず、宗教やスピリチュアルに救いを求めても気持ちは晴れず、一時は「死にたい」とすら思い悩み、今も悶々としている、という相談内容でした。
フラクタル心理学では、人生で問題が起きるのは成長したがらない感情脳(パターンでいつも同じような被害者の感情が動き、同じような問題をつくる)と、もっと成長して次の人生に乗り換えたい大人の脳との葛藤だとわかっていますから、伺うとやはり若い頃から「突然敵意をぶつけられ、恐怖を感じる」という経験を繰り返されていました。そこで、誘導瞑想という手法で被害者意識のパターンの解除を試みます。パターンがある限り同じような問題を繰り返しますが、その度に「もう嫌だ。違う人生に乗り換えたい!」と望む自分もいるのです。
Sさんが結婚当初から家族を介護する生活を続けてこられたのも、実は子どもの脳(感情脳)が選んだやり方なのです。パターンをつくった最初の頃に得られていたメリットが、繰り返すうちにデメリットに変わり、年令とともに起きる出来事が大きくなる(フラクタル構造)思考の現実化のシステムがありますから、いくらもうやめたいと思ってもパターンを止めない限り葛藤が大きくなるばかりで、諦めの人生になっていくのです。そのとき「納得出来ない!絶対にあきらめたくない!」とどれだけ思考してきたかが、人生を乗り換えるエネルギーとなります。
カウンセリングの中では、誘導瞑想という手法で、イメージを使って最初にこのパターンをつくった記憶にアクセスし、インナーチャイルド(傷ついた子ども心)を癒します。その後、本当の原因をみつけて怒り(被害者意識のパターン)を解除し、成長を促します。
カウンセリング後のSさんは、「なぜこの問題が起きたか納得できました。納得したら4年間あれだけ涙して悔しかった気持ちが消えました。」とほっとされた表情。これまで呪縛されてきた感情パターンが止まったときの解放感は経験した者にしかわかりません。今後は「突然敵意をぶつけられ、恐怖を感じる」という経験を2度としなくなりますが、さらにご自身でインナーチャイルドに成長を促しながら人生を乗り換えていくのです。
人生は、同じことを続けていては成長出来ないので、必ず転換点がきて問題が起きたように感じます。その度に過去のやり方を手放し、新しいやり方を取り入れる必要があるのですが、このとき成長する方を選べないと同じような問題が繰り返され、葛藤を抱えた諦めの人生となっていきます。
といっても、フラクタル心理学のインナーチャイルド修正で人生を乗り換えれば、二度と悩むことがない、自分の思い通りになる世界に行くと思っているとしたら、それは違います。むしろ、少し成長した先で責任やプレッシャーが増えていきます。乗り換える度に、悩みも、見える風景も、以前とはまったく違う次元にいる自分にふと気がつきます。成長して得られる達成感をおもしろいと感じられるようになっていきます。たまに過去を振り返ると、諦めずに頑張ってきた自分(インナーチャイルド)を褒めてやりたくなるのです。
フラクタル心理学は、このように人生には生きる方向があり、表層と深層を同じ方向にむけることの大切さと、その方法を教えてくれます。
深層意識には表層の自分とは真逆のことを考えている自分がいます
メルマガ「深層意識からのメッセージの読み取り方」
負けを認めないから負け続ける
2024年08月17日
あなたは負けを素直に認められますか?
負けを認められないと
こころから反省することができず
人生がレベルアップしていきません
そういうとき自分では
「負けたら終わりだ。絶対負けるもんか」と決めていますが
実は負けられないから人生が負け続きになっていくのだと気がつきません
「負けたら終わりだ。絶対負けるもんか」
と決めたのは
6歳ころまで使っていた子どもの脳(感情脳)なので
ひとの言葉を素直に聞くと負ける気がして
自動的に反発します
大人になったら
このパターンを見直して修正しないと
社会の中でレベルを上げていくことができず
負けているのに負けを認められず
勝った気になって
悔し紛れの言い訳ばかりを繰り返すことになります
ここから抜け出すには
「絶対に負けない」と決めた感情脳(インナーチャイルド)に
負けを認めさせる必要があります
負けを認めるからこそ
今の自分の本当の実力が見え
足元からコツコツと努力が出来るようになります
深層意識にはあなた(表層)とは真逆のことを考えている自分がいます
メルマガ「深層意識からのメッセージの読み取り方」3日に1回配信中
人は深層意識の鏡
2024年08月02日
身近な誰かに頭にきて相手に文句をいう(心の中でも)ことはよくあることですが
それには注意が必要です
相手に見ている頭にくるやり方は
実は自分のやり方なので
相手のやり方に腹が立つなら
自分がそのやり方を手放す必要があるという
深層意識からのメッセージなのです
自分が手放すことができれば
相手もやり方を手放します
表層意識の自分(自分という意識)が見ている世界では
自分と他人は別人と認識していますが
深層意識では
自分と他人の区別がないのです
相手に見ている自分の嫌なやり方がパターンになったのは
まだ人の痛みに鈍感で
まさか相手が嫌な思いをしているとは露ほども感じなかった
感情脳だけを使っていた6歳以下の子どもの頃です
子どもの脳(感情脳)はエゴ脳でまだ理性がなく
人を思いやることができません
人を思いやれるのは
人の痛みを知った理性の脳なのです
子どもは自分の思い通りにならないだけですぐに親を恨みますが
親は子どもに傷つけられても恨むことはありません
その親の愛を逆手にとって
子どもは平気で何度でも
親を責めて 恨み 傷つけますが
その親にしたことが
時間がたつと別の他人から自分に返ってくることを知りません
感情脳の中にパターンがあることで
自分が親に与えた痛み(責めて 恨んで 傷つける)を
他人から自分が受け
その痛みを知り
相手を思いやれるようになっていくのですが
親への恨みを消せない限り
パターンを解消できず
パターンを解消しない限り自分を傷つける人や
恨みや怒りを持つ人を存在させ続けてしまうのです
思考の現実化には
厳格なシステムと構造があり
そのもとでは
自分だけが特別優遇されることも
親子だから他人とは違う扱いができる
ということは一切ありません
思考の現実化のシステムや構造を学んで
理性の脳を成長させて感情脳(エゴの脳)を制御し
無駄な苦しみから解放されましょう
現実は変えられる
2024年07月13日
現実は変えられる
メールマガジンの内容に一部手を加えたものです
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松岡 千賀子 (まつおかちかこ) – リザスト (reservestock.jp)
といいます
つまり、自分が見ている現実は
世の中の常識
当たり前に見えていることは
実は自分の中の
一番量の多い思考です
だとすれば
世の中の人はくだらない足の引っ張り合いばかりしている
それこそがあなたの最も量の多い思考ということになりますから
この思考の種は
感情脳は6歳くらいまで主に使っていた脳で
子どものときの自分が
親を無能だと感じていたとしたら
政治家が無能に見えますし
子どものとき
兄弟姉妹で足の引っ張り合いをしていたら
自分で満たそうとは思いません
人(他の家族)の痛みはみえていませんから
ひとは
感情が動いているときは
平気で人を傷つけておいて
自分だけが傷ついていると感じています
こういう
子どもの脳(感情脳)の特徴を知らなければ
現実を変えることは出来ません
フラクタル心理学の思考の現実化理論を学んで
深層意識の働きを知り
現実を変えていきませんか?