本当の自立は、自分で自立の回路をつくる作業
2020年10月19日
感情が自分の能力に制限を設けていると考えたことがありますか?
感情脳は6歳までにつくられた脳なので、とても依存的。
自分の限界を決めているのはこの感情脳なのです。
それを野球の投手で例えるなら
いつも同じ球しか投げない、と決めているようなものなので、
どこと試合をしても勝てなくなっていきます。
わかっていても違う球筋を投げる為の努力をすることが出来ません。
「なんで自分が嫌いな玉を投げる努力をしなくちゃいけないんだ!この球筋が好きなのに!自分に合わせてよ!」と大人になっても感情だけが子どもの頃のままなので、
どこが大人社会の常識とズレているのかが理解出来ません。
嫌だという感情と戦うので、すぐに疲れてしまいます。
そして、相手に打たれる度に「ちょっとくらい遠慮してくれてもいいじゃないか!
可哀想だと思わないのか!」と怒ります。
そして、自分が社会で思うように活躍出来ないことが理解出来ないと
不満を貯めるのです。
感情を使うと、そんなバカバカしい脳の使い方をしているのですが、
ものごころついたときからこの感情の流れに乗って
いつも同じ結論に流れ着くのが表層意識(自分という意識)なので、
そのバカバカしさに気がつきません。
いつも感情が先に動き、理性は感情が収まってから動くのが脳のルートになっているのです。
その為に
これで試合に勝てるはずがないとは人を見ているときはすぐにわかるのですが
自分のことだとわからないのです!
フラクタル心理学を勉強すると、自分がこれまで当り前だと感じていた感情ルートのバカバカしさに誰もが気がつき、愕然とします。そして、やっと感情脳を自分で大人にしていこうと決意することが出来るのです。
その作業こそが、自立の回路につながります。
「フラクタル心理学が宇宙人の言語に聞こえるとしたら」
「「好き嫌いを言う自分が本当の自分」それって本当?」