過去にしたことが、時間差で自分に返ってくる

カテゴリー/ ブログ |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2025年04月28日

フラクタル心理学では

「周りに現れる人たちは、自分の深層意識の投影である」と考えます
いま目の前に現れた困った相手も

実は過去の「インナーチャイルド」と呼ばれる

未熟な子供の頃の自分が投影された存在なのです

 

6歳までの子供の脳は

まだ理性脳が発達しておらず、感情だけで物事を判断します。
わがままで視野が狭く、気分によって善悪を決め、自分の欲求や感情を最優先しようとします

そのため、親が子供の将来を見据えて
「人のものを盗ってはいけない」
「嘘をついてはいけない」
「約束は守らなければいけない」
「友達をいじめてはいけない」
「食事のマナーや片付けの仕方」
などを教えようとしても、当時の子供にはその必要性が理解できず

親の言うことを素直に聞けない子ほど

親が口うるさく言うので

「うるさい」と感じて親を無視したり、見下したり、反抗したり

場合によっては怒りや恨みを抱えたまま育つこともあります

そして7歳以降、表層意識の自分は

親の言うことを素直に聞かなかった分

社会で痛い思いをするので

様々な失敗を経験しながら徐々に社会性を身につけていきます


しかし、社会性や能力が身につき、そろそろ次のステージに挑戦する段階になると
過去の未熟なインナーチャイルドが、今度は「他人」として現実に投影され
自分の成長を妨げるような存在として現れるという仕組みがあるため

相手に強い怒りを感じるのですが

その怒りはチャイルドの怒りでもあるので

感情(チャイルド)の言うままに動くと次の挑戦に向うことができず

自分の邪魔をする葛藤する相手は

ますます邪魔な存在として勢力を強めるだけです

 

ここで重要なのは、
「自分はこんな人とは違う!」
「こんなことをした覚えはない!」
と感じたとしても

必ず「~された」という出来事は、かつて自分が「~した」ことの鏡である、ということです。

時間差があるため、子供の頃の記憶は薄れてしまって

例え記憶にないとしても

目の前の相手を無理に変えようとするのではなく(相手は投影された影にすぎないので)

深層意識にいる

この出来事を作り出している過去の自分「~した方の子供の自分」を見つけだし

成長させていくことが大切です。
そうすることで、自然と相手(影)も変化していくのです。

「人は鏡」という言葉の本当の意味は、
フラクタル心理学では「人は自分の深層意識の鏡」ということなのです。

 

 

深層意識には、自分では気づかない、暴れ猿のような未熟な自分(インナーチャイルド)がいます。

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