2020年

融通がきかない!これくらい察しろよ!と思う回路

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年08月10日

最近誰かに

「気が利かないなあ。このくらい察しなさいよ」とか

パソコンに向かって、「これくらい人間だったら察してくれるのに、機械は融通の利かない」と、こぼしたりしていませんか?

 

そういえばちょっとはあるかも、と思った人は、実は自分が思っている以上に大きな依存の感情を隠し持っています。

自分では、外側に甘えた依存的な人を見ているので、自分が依存的だとは感じていないかもしれませんが、外側に見るということは自分の中にあるからなのです。

 

この「察してよ」というのは感情の言葉。

6歳までに感情脳がつくったパターンで、自動操縦でいつも動いています。

「誰か私を見て!私に気がついて!ほら、手伝ってよ!」

そんな感情が元に作られているので常に周囲のひとを見てしまいます。

この、人を見るというのは、困った時に助けてくれるひとを求める依存心(甘え)なのです。

 

大人になったら自分で出来ることが増えているので、自分の中にそんな依存心が残っているとはなかなか思えませんが、実は大人になっても感情の量は減っているわけではなく無意識の領域では常に子どもの頃と同じ流れで動き続けているのです。自分が意識出来ているのは、感情とは別の、理性で考えた部分だけなのです。

 

この「察して欲しい」感情があると、わかるまで何度も繰り返す努力が続かず、すぐに誰か周囲のひとに頼ろうとして電波を張り巡らせます。そんな依存的な自分に潜在意識の自分は気がついているので、誰かに非難されていないかと心配になり(感情の記憶の中に依存的な自分を非難する親がいるので)ますます周囲に電波を張り巡らせ、非難される前に先にケチをつけたり、逃げ道を探し始めます。そうやって依存的な自分を正当化する為に膨大なエネルギーを使っているのが、感情脳の特徴なのです。この甘えの感情がある限り、人の反応ばかり窺うので自分軸で生きることはできません。つねに人からの評価を気にして、望む評価が得られない失望や怒りの感情を繰り返し味わいます。

 

ひとは様々な感情の回路をつくって、コツコツと繰り返し努力することから逃げています。それは親から何度も言われた言葉「顔を洗いなさい。手を洗いなさい。歯を磨きなさい。etc.」毎日繰り返された言葉に子どもの自分がどう感じ、どう行動したかでつくられた脳の反応の回路なのです。出来るまで同じことを何度も何度も繰り返す回路が脳の中にあるかないかで、大人になった時の能力に大きな差が生まれます。フラクタル心理学は感情修正をすることで、子どもの頃から同じパターンで反応する回路を変えて、わかるまで何度も繰り返す回路を、何歳になっても自分でつくっていくことができます。

 

 

 

 

棚からぼた餅思考の怠慢サル

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年08月03日

棚からぼた餅思考は感情脳の特徴なのですが、この脳は

 

自分の都合のよいことが自分に都合よく起こるに違いない

 

といつも期待します。

 

 

それを得る為の努力や、辛抱はするつもりがないけれど、自分にはそれを都合よく得る資格があると思いこんでいるということです。

 

つまり、わがまま(怠慢で傲慢)なのだということなのです。

 

 

そう言う人に限って、この世の中は狡い人や、嫌な人ばかりで、騙し合いや争い合いばかりしているといいます。それは自分の頭の中がそうだからそう見えているのですが、他人の脳の中に入れないので、そうでない人の脳には全く違う景色が見えているとは露ほども考えられません。つまり、「我儘で独善的な自分を外側に見て自分がウンザリしているだけなのです。そんな人が、「もうすぐアセンションして素晴らしい世の中に突然変わるらしい!」というとしたら、まさに、棚からぼた餅思考の怠慢サルの思考なのです。つまり、本当は自分の頭の中の我儘な感情の自分との葛藤を終わらせたいという願望なのですが、自分で感情脳=怠慢サルを躾することもしないで、頭の中の葛藤を終わらせることはできません。つまり、これからも外側に争いだらけの社会を見続けることになります。

 

フラクタル心理学は、怠慢サルを自分でしつけする方法が学べますが、それには成果を出すまでコツコツと自分で回路を作り上げなくてはなりません。この回路が出来ていないと大人の脳は育たないのです。棚からぼた餅思考の人は、自分で積み上げる努力はしないで、成果だけを欲しがります。そして、成果を得られないじゃないか!と外側のせいにして責めることしかしないのです。それはコツコツと繰り返すという回路を脳につくってきていないからなのです。

 

そんな人から見ると、世の中の厳しい人が悪者に見えています。じつはその人にとって一番必要なのは自分への厳しさなのです。怠慢で傲慢なままの自分を叱りつけないで、周りの成長を促す厳しい人を悪者にして戦う怠慢サルを一網打尽に切り捨てる厳しさを、自分の中に持つ必要があるのです。

その厳しさを持てたとき、もう争いだらけの社会を外側に見てウンザリすることもなく、自分が争いの中に巻き込まれる心配もなく、アセンションした世界がどういうものかを体験している自分に気がつくのです。

 

 

 

「でも」といいたくなる半人前の自分

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年07月27日

 

 

「でも、」と思うときや、言葉にするとき

親に反発した子どもの頃の脳(感情脳)に切り替わっています。

 

 

感情脳は6歳以下の子どものときにつくられた脳なので、視野が狭く、自分の能力を制限しています。

本人はいつも辿っている思考ルートなので違和感なく使い続けますが、この感情脳を使い続けている限り、「でも、私は違う、でも自分はそうは思わない。でも自分のほうが」と

「小さな我」に凝り固まって、

成長する方向へ向かうことが出来ません。

 

 

感情脳のみで生きていた子ども時代は、いつも当り前に尊大で依存的です。

 

社会の中で、一人で生きる力(能力)は持っていなくても、大人から大切に保護されています。自分でお金を稼いでいなくても、それを非難する者はいません。

やることなすこと半人前でも、大人はそれを大目にみていますが、

子どもにとってはそれが当たり前の周囲の反応です。

そもそも子どもは、自分を完璧だと思っています。

「自分は半人前だ」とは思っていないので、親を平気で批判し、ジャッジします。

「でも!」は親を批判したり、反発するときに身に付けた脳の回路なのです。

 

ところが、大人になるとそうはいきません。

いつまでも社会で役に立つ能力を身につけようとせずにいると、大切に扱ってもらえないのはあたりまえだし、

自分の方から周りに合わせていかなくては、すぐに居場所はなくなります。

 

それを理性脳では理解していても、感情脳は納得しません。6歳児のころのままに、今のままの自分で十分保護されてしかるべきだし、周りは自分に合わせて、多少のことは大目にみるべきだと当然のように思うので、周囲の対応に不満を感じます。

今のままじゃだめだ!なにか能力を身につけろと言われただけで、

自分は完璧だと感じている感情脳は、自己否定をされたと被害者意識を感じます。

 

その被害者意識は、子どものとき、親から自立を促されたときに受けた気持ちと相似形です。親からの躾けをどれくらい「でも!」と反発し、その後どう行動したかが、

その後の人生の思考パターンとなっているのです。

この反発が大きければ大きい程、理性と感情の葛藤が大きくなり、

社会の中で生きることに、ストレスがたまる一方になります。

 

つまり、ストレスの原因は、目の前の問題や、相手ではなく、

自分の大人の脳(親)とそれに反発する感情脳(子どものときの自分)との戦いなのです。その思考が目の前の現実に投影されて、自分に自立を促す嫌な相手や、

それに抵抗する為につくりだした困った問題となって見えているのです。

 

自分の怠慢な脳(感情脳)との戦いに終始する人生からは、そろそろ卒業しませんか?

葛藤を終わらせれば、

脳は効率よくエネルギーを使って、人生を行きたい方向へ創造する次のステージが始まります。

 

 

勝ちパターンを手放す

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年07月20日

 

誰もが子どものときからあたりまえにやり続けてきたやり方をもっています。

そのやり方は感情脳がつくったやり方なので、自動操縦になっています。

つまり、おとなになっても無意識にやっているということ。

 

こどものときからこのやり方で、メリットを得ていました。

長子なら、長子らしく命令して下の兄弟を動かすとか。

中間子なら、親の目の届かないことろで、自分の自由に、やりたいようにやるとか

末子なら、誰かに手伝ってもらえるとか。

そのメリットがあったので、大人になってもこのやり方をやり続けてしまいます。つまり、自分のとっては欲しい結果が得られる勝ちパターンのやり方なのです。

 

ことろが、同じやり方をやり続けていると必ず上手くいかなくなってきて、自分を非難する誰かが現れてくるのです。

自分ではこれまで上手くいっていたので、「おかしいな?」と思ってもやめることが出来ず、自分を非難する相手を敵に回して勝とうとしますが、

それをすると必ず、自分の社会的立場が悪い方向に向かいます。

つまり、自分の方が社会的に弱い立場になっていくのです。

 

これは何故かというと、

このとき戦っているのは感情脳(子ども脳)なので、

弱者の立場を利用して勝とうとするからです。

つまり、勝っても弱者としての立場が大きくなるだけなのです。

 

上手くいかないことが現実化したときは

 

自分にとっての「当り前」を見直すとき

 

どんなことでもやり過ぎるとエネルギーのバランスが崩れ、

過ってはメリットが得られていたやり方でデメリットばかりを得ることになっていきます。

 

そういうときは勝とうとするのではなく、負けて勝つときなのです。

相手の言葉を聞いて、自分を反省し、相手の言うやり方を受入れる。

自分がこれまであたりまえに手に入れていたメリットを手放して、

次のメリットを得ていくのです。

 

すると、

 

いつのまにか次元を乗り換えたかのように、

過去のやり方を思う存分能力として活かしながら、

新しい目標に向かっていく自分に気がつくのです。

 

 

 

脳の中は一元

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年07月13日

脳の中は一元の世界

 

わかりやすく言うと

 

自分の本音と建て前

すべてを目の前に現実化して見ている世界です。

 

 

 

もちろん、誰しも本音だけで生きていることはないし、

建て前だけで生きてもいないのですが

 

自分の人生が制御不能になるのは

 

この本音と建て前、すべてが現実化していることを知らないからなのです。

 

本音と建て前というくらいだから

 

この二つは真逆の思考といっていいいのですが、

 

 

実は本音が感情脳で

 

建て前が理性脳なのです。

相手が目の前にいるときはいい顔をして

 

目の前からいなくなれば悪口をいう

 

言わないとしても心の中では批判しているとか

 

 

 

仕事をしながら、遊びを夢想したり

 

運転しながら誰もみていないからとちょっとだけ交通違反をするとか

 

 

 

そんなことは誰もがあたりまえにやっているとは思いませんか?

「あたりまえ」「ちょっとだけ」と思うとしたら

それは、空気のようにいつもあたりまえに真逆を思考し

「ちょっとだけ」と言いわけしながらいつも真逆を行動しているということなのです。

「ちょっと」は、実は膨大な量の思考なのです。

 

 

 

フラクタル心理学を勉強し、思考の現実化理論を理解すればするほど

脳の中に真逆の思考があるとエネルギーは相殺されてなにも積みあがらないということがわかってきます。つまり人生になにも積みあげられないのです。

 

この本音と建て前をつくったのは子どものときです。

こどもは本音で生きています。

まだ理性脳は発達していません。子どもにとっての理性脳(建て前)の思考は、

親にあたります。

 

 

親が子どもに向けて言う言葉

 

「お片付けしなさい。掃除をしなさい。勉強しなさい。手伝いなさい。静にしなさい。いうことを聞きなさい。」

 

それらの言葉を子どものときどう認識し、どう行動したかが、

今現在大人になって、本音(感情脳)が建て前(理性脳)に従って行動できるかどうかを決めているのです。

 

親のやり方をあまたの中で批判してきた子どもは、

子どもの自分の方が親よりも偉いと認識しています。

それは感情の自分の生き方が正しく、親のような建て前(理性)で生きている生き方が間違った生き方だと認識しているということなのです。

すると、理性的な生き方をバカにして、本音で生きようとするので、

社会のルールに従えない自分を正当化し、それを自分らしさだと思います。つまり、本音で生きる=我儘な子どもの感情を優先して生きる、ことが正しい生き方だと思っているのです。こうなると世の中の大人が本音を隠して生きている嘘つきにしか見えません。つまり、自分だと認識している部分(感情脳)が自分の大人の脳(理性脳)を拒絶して、感情脳だけで生きようとするのです。

それは成長しようとしない、ということなので、脳は進化しません。

 

 

 

そうなると、感情的で、わがままで、気が変わりやすく、仕事嫌いで、親や社会のルールを守ろうとしない本音の自分の思考ばかりが現実化するようになるので、人生は次々に問題が起き、不安や心配事に振り回されるようになっていきます。

 

 

一元の世界に「本音と建て前」という言葉は存在しません。

それがあると自分の人生のコントロールを失うからです。

 

 

 

誰もが多重人格者

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年07月06日

目標があるから、スケジュールを自分で決めて、やる気で行動できます。

 

行動が積みあがれば自己評価が上がります。

 

結果がでれば達成感が得られます。

 

そして、大人の脳が機能し始めます。

 

 

誰もが多重人格者で、頑張る自分、頑張れない自分、自分が好きな自分。相手を悪者にしたい自分。自分が嫌いでダメ出しばかりする自分。楽しみたい自分。地道な努力は苦手な自分。寂しい自分。お茶目な自分、、、。

 

これまで思考した分だけの様々な自分がいるのですが、ここがバラバラのままだと、目標を決めて行動することが出来ません。

 

いくら、

豊かになれる

能力がつく

自己評価が上がる

自分軸で生きられる

 

と聞いても、これまで通りの自分から抜けだそうとはしない感情脳(インナーチャイルド)

の量が多いと、なにを聞いてもそっちが良いものに思えないし、良いと思ったとしても行動することが出来ません。

 

フラクタル心理学は、統一性のない過去の思考の集合体だった深層意識を、表層意識の望む方向にむけて動かすことが出来るようになります。

 

 

 

自分が多重人格者で、感情脳の自分と理性脳の自分がいることも知らなければ、自分の中の葛藤を終わらせることが出来ません。内側の葛藤が外側に投影されて自分の身の周りの現実となって現れている思考の現実化の構造を知らなければ、自分自身を本気で変えようとも思えません。

 

思考の現実化の理論を知れば、深層意識に方向性をもたせて人生を創造することが出来ます。

 

 

 

これまでの感情脳主体の

 

内側に抱えた恨みがフラクタルに投影され

 

疫病神となって現れ

祟り神となって現れる

 

そんな生産性のないドラマを繰り返す人生からの卒業です。

 

 

自分で決めて、自分で行動し、自分で評価する。

 

次は、自分だけと勝負する創造の時代です。

 

そこにはもう、怨みも疫病神も、祟り神も存在しません。

 

 

我儘な自分を抱きしめている!

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年06月29日

やる気になっても三日坊主で長続きしないということはないですか?

これまで頑張ってきたのに、上手くいかないことが多い、と思っているなら

感情脳のわがままを見逃しているから。

誰しも自分が可愛い、大切だと思うのはあたりまえなのですが

この可愛い、大切だと思っている自分とは、

感情の自分のことなのだと知らないことが問題を起こします。

感情は未熟な子どもの頃の思考で、

今の自分とは全くの別人格

別な脳の部位なのですが、ここが混同していると、

子どもの頃からあたりまえに使ってきたこの感情の自分こそが

本当の自分だと思いこんでいます。

感情を大事にするとは、単にわがままな自分を大切にすることなのですが、

例えわがままだと気がついても、

感情を自分らしさだと思っているかぎりは変えようとしません。

誰かに「変えなさい!」と言われれば、自分を否定された!と感じるので、

猛烈に反発し、言った相手を悪者にしてしまいます。

それが、大人になれない、社会で上手く生きられない原因になっています。

しかも、思考が現実化するこの世界では、この我儘な自分が外側に投影されて、

なんども自分を苦しめる嫌な人になって現れるのです。

このループにはまってしまうと人との戦いに明け暮れて、

ますます自分の人生に集中できず、

努力や責任感を積み上げることが出来ません。

結局、意志の力が十分に育たないので、

大人になれば本来得られるはずの達成感や自己評価が得られず、

偽物の達成感ばかりを追い求めているうちに何かの中毒になり、

身体の調子まで崩してしまいます

自分の感情を育てられるのは自分の大人の脳だけなのです。

どれだけ我慢してきたか、努力してきたか、責任をとってきたかで、

人によって大人の脳の成長度は違います。

 

 

自立するとは?

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年06月15日

 

感情脳は未熟な子ども脳

この脳(大脳辺縁系)を多く使っている限り、大人の脳(前頭前野)を使い、更に発達させていくことが出来ません。脳を大人にするのは親の役目ではありません。自分自身にしか出来ないことなのです。自立するとはそういうことだから。

 

誰も恨まない。誰のせいにもしない。

この世界を創っているのは自分だと気がつくことこそ、本当の自立。

その構造はすべてフラクタル構造なので、

現在何かに取り組んで頑張ろうとしても、

「めんどうくさい。」「明日からやろう。」「どうせ上手くいかない。」「諦めよう。」

そう思って行動できないとしたら、これが、子どものときの自分が決めた思考パターンなのです。

何かに取り組んで頑張ろうと自分に成長を促す自分は、親と相似形です。

感情脳=子どものときの自分、

表層意識(言語脳)=こどものときの親、

これがこのまま現在にフラクタル(相似形)で持ち越されます。

つまり、親に抱いた思い、とった行動が、今にそのまま持ち越され、

自動操縦で同じように感じ、同じように行動します。

こどものとき、遊びたくても親は色々な用事をいいつけて動かそうとしました。今を楽しむことしか考えない子どものときは、何故親がそれをやらせようとしたかはわからないので、

「邪魔された!いつも親は私の邪魔をする!私の気持ちを理解してくれない!」

と本気でうらみ、

「だったらいいよ。親の見えないところに逃げてやる。」

「無視してやる!」

「反抗してやる!」

など、色々なやり方を決めています。それらもすべて、フラクタル(相似形)で今の脳の中に型として存在し、同じ感情を味わい、同じ行動を繰り返しているのです。脳は、一々行動や感情を考える手間を省いて、同じような感情と行動を型に当てはめて使いまわし、

エネルギーを効率よく節約しながら思考の現実化を図っているのです。

このままでは脳の基本設定が

「私の楽しみを奪った親は間違っている!」

「楽しく遊ぶのが子どもの仕事」

になっていますから、親に反発して恨む気持ちは、

そのまま社会に、上司に、夫に、先生に、政治家に、子どもに(今度は、自分は親の役割で)投影され楽しみを優先しようとばかりします。仕事をしようとすると、

こんなの私の仕事じゃない!と感じ、やる気になれません。

頑張ろうと思うのに、頑張れない。このままじゃマズイとわかっていても行動できない。

それは脳の初期設定が大人社会の基準ではなく、家庭の中で親に守られる子ども基準のままだから。

 

その基準を、

反発する感情脳を修正しながら、

社会の基準に合わせていくのは、親ではなく自分の役割。

感情脳を修正し思考の現実化構造を理解すれば、

大人の脳が機能し始め、

社会で活躍する、

まったく違う人生を生きるようになるのです。

 

 

負けるが勝ち

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年06月08日

 

 

フラクタル心理学の素晴らしいところは

負けることが出来ること。

 

実は、人が成長して次の段階に進むときには、

古い自分のやり方を捨てて、新しいやり方を取り入れるのです。

その度に、一度負けを認める必要があるのですが、

これまでのやり方を捨てて、新しいやり方を身につけようと思うと、

一番下から始める覚悟が必要なので、

フラクタル心理学の一元の理論が頭に入っていないと、

負けることがなかなか出来ないのです。

 

 

負けるとは、今までこれがあるから自分は頑張れた!

そう思っている、自分にとって一番価値が高いと思っているようなこと、

自分にとってのプライドであり、まさにアイデンティティのように感じているものを

一度手放す覚悟が必要なのです。

 

 

実はこのプライドや、自分にとってのアイデンティティだと感じているのは

感情脳の自分なのです。

なので、手放せ!といわれて

一番感情が抵抗するものでもあるのです。

 

失いたくないのは子どもの頃に培った自分の存在意義なのですが、この部分が、自分が成長していくことを止めているのです。

もし、手放すことが出来れば、

これまでの自分を全否定されたような、

一旦一番下に落ちた気分を味わいますが、

実際は一番下に落ちたわけではなかったのだとすぐにわかります。次のステージで、これまで自分が培った能力を存分に発揮して、これまで以上に活躍していけることに気がつくからです。

 

「負けるが勝ち」

そう口では言ってみても、

いざとなったら感情(インナーチャイルド)の抵抗にあって、なかなかできるものではありません。

 

「実るほど首を垂れる稲穂かな」

という言葉がありますが、

実際成功者は、何度も挫折を繰り返し、

その度に古いやり方を捨てて新しいやり方を取り入れます。

一から出直すつもりで覚悟を決め直します。

それは、感情が決めた子どもの価値観を捨てて

大人の選択をすることでもあるのです。

そうやって大人の脳を育てていくのです。

一から出直す覚悟を決めるので傲慢にならず、

次のステージで過去の経験で得た知恵と能力を総動員して、

 

もっと高い位置まで昇っていけるのです。

 

 

人生にはなんども、問題が起きた!と感じる時期が訪れます。

そういうときは今までのやり方を捨てて、別のやり方を選ぶ時なのです。

捨てるのは感情脳が大事に握りしめている依存的な価値観で、

新しいやり方は感情脳が嫌う自立的な価値観ですから、

感情が抵抗します。

手放すことが出来ないと、成長する方向が選べず、

同じところをクルクル回り、

同じような問題を何度も繰り返す人生になるのです。

 

「大人は狡い」

「大人は汚い」

「社長は狡い」

「政治家は狡い」

「政治家は汚い」

そんなふうに感じていませんか?

 

それは、あなたの脳がまだ子どもだからです。

そして、狡い、汚いと感じているということは、

あなたの中に、自分のことを狡く、汚いと感じている自分もいるからです。

責任をとり、成長する方向にいこうとせず、

自分を一番楽な場所に置いて、

自分の人生の責任(大変な部分)を全て大人に押し付けておいて、その相手を批判だけしているとわかっている自分です。

その自分が人生の中で何度も自分を罰し、非難し、問題をつくって成長を促します。

 

心の中で下した人への非難と罰は、自分がそれを出来ていないとき、自分に下されます。

それが思考の現実化の法則なのです。

 

 

 

 

月曜日

カテゴリー/ その他 |投稿者/ カウンセリングルーム「桜」
2020年06月07日

感情脳は未熟な子ども脳

この脳(大脳辺縁系)を多く使っている限り、大人の脳(前頭前野)を使い、更に発達させていくことが出来ません。脳を大人にするのは親の役目ではありません。自分自身にしか出来ないことなのです。

それは、この世界を創っているのは自分だから。その構造はすべてフラクタル構造なので、現在何かに取り組んで頑張ろうとしても、

「めんどうくさい。」「明日からやろう。」「どうせ上手くいかない。」「諦めよう。」

そう思って行動できないとしたら、これが、子どものときの自分が決めた行動パターンなのです。

何かに取り組んで頑張ろうと自分に成長を促す自分は、親と相似形です。

感情脳=子どものときの自分、

表層意識(言語脳)=こどものときの親、

これがこのまま現在にフラクタル(相似形)で持ち越されます。

つまり、親に抱いた思い、とった行動が、今にそのまま持ち越され、自動操縦で同じように感じ、同じように行動します。

こどものとき、遊びたくても親は色々な用事をいいつけて動かそうとしました。今を楽しむことしか考えない子どものときは、何故親がそれをやらせようとしたかはわからないので、

「邪魔された!いつも親は私の邪魔をする!私の気持ちを理解してくれない!」

と本気でうらみ、

「だったらいいよ。親の見えないところに逃げてやる。」

「無視してやる!」

「反抗してやる!」

など、色々なやり方を決めています。それらもすべて、フラクタル(相似形)で今の脳の中に型として存在し、同じ感情を味わい、同じ行動を繰り返しているのです。脳は、一々行動や感情を考える手間を省いて、同じような感情と行動を型に当てはめて使いまわし、

エネルギーを効率よく節約しながら思考の現実化を図っているのです。

このままでは脳の基本設定が

「私の楽しみを奪った親は間違っている!」

になっていますから、親に反発して恨む気持ちは、

そのまま社会に、上司に、夫に、先生に、政治家に、子どもに(今度は、自分は親の役割で)投影され楽しみを優先しようとばかりします。

頑張ろうと思うのに、頑張れない。このままじゃマズイとわかっていても行動できない。

それは脳の初期設定が大人社会の基準ではなく、家庭の中で親に守られる子ども基準のままだから。

脳を、感情主導から大人の脳主導に変えるには、

フラクタル心理学マスターコースを受講し、

思考の現実化理論と

感情修正が有効です。

カウンセリングルーム「桜」では、フラクタル心理学の理解を深めて頂く為に、

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前回、初回の「モンキートレーナークラブ」で使ったパワーポイントのスライドを

ご参考にごらんください。毎回スライドを見ながら簡単な説明をし、ワーク、シェア、時間が許せば誘導瞑想です。

こちらが今回使ったパワポ思考の現実化

自分のことは自分が一番わかっているというあなた!実は自分のことは自分が一番見えていません。

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